トリコモナスは女性が感染することが多く、性器のかゆみやおりものの変色、尿道炎などの症状が発生します。男性が発生することは非常に稀な病気です。トリコモナス原虫が原因で、主な感染原因は性行為によるものが多いとされています。こちらではトリコモナスの症状や治療法、症状が似ている他の性病について紹介していきます。

再発の多い性病を紹介します!

性病というのは、性感染症とも言われる通り、主に性行為によって細菌やウィルスが感染することによって起きる病気です。
そのため、しっかりと完治させないとウィルスや細菌が残ったままになってしまい、再発することもあります。
性病にかかったことがある人や、性病にかかることに不安を持っている人は、再発しやすい性病の種類についても知っておくと、予防がしやすくなります。

再発しやすい主な性病には、性器ヘルペスや口唇ヘルペスなどのヘルペスウィルス感染症、尖圭コンジローマなどがあります。
どちらも男性・女性ともにかかる病気ですが、治療方法や治療薬、感染の原因となっているウィルスには違いがあります。

性器ヘルペスや口唇ヘルペスを引き起こすのは、単純ヘルペスウィルスと呼ばれるウィルスです。
単純ヘルペスウィルスに感染すると、病変部に発赤や水疱などの症状が現れ、強いかゆみや痛みを感じることになります。
単純ヘルペスウィルスは、一度感染すると神経にウィルスが残ったままになってしまうため、免疫力が低下したときなどに再発しやすいという特徴があります。

ヘルペスウィルス感染症を治療する場合には、ゾビラックスやバルトレックスといった薬を使用します。
これらの薬はウィルスのDNA複製を妨げることによって、感染症の治りを早くします。
製品としては外用薬と内服薬の両方があり、外用薬は患部に直接塗ることで、内服薬は経口で服用することで、ヘルペスウィルス感染症を治療することができます。
副作用は少ないほうです。

一方の尖圭コンジローマというのは、ヒトパピローマウィルスが原因となって起きる病気です。
このウィルスに感染すると、患部にイボ状の突起物が現れるのが特徴です。
男性の場合であれば亀頭や陰茎・陰嚢、肛門の周囲などに、女性の場合であれば陰部や肛門の周囲などにイボが出現します。
痛みやかゆみなどはあまりありません。男性の場合には、とくに大きなイボが現れることもあります。

尖圭コンジローマの治療方法としては、イボを外科的に切除するか薬を使って治療します。
治療せずに放置しておくと、ウィルスがその周辺にも感染してイボの数が増殖していきます。
薬を使って治療する場合には、主にウィルスにたいする免疫力を高める薬などが使われます。

再発させないために!

ヘルペスも尖圭コンジローマも、なかなか完治させることが難しい病気です。
症状が再発することを防止するためには、病原体となっているウィルスをしっかりと死滅させる必要があります。
薬によって治療する場合には、副作用に気をつけながら、服用方法や服用量をきちんと守ることが大切です。

とくにヘルペスウィルス感染症は、いちどかかると症状がおさまってもウィルスは神経に残ったままになってしまいます。
免疫力が低下すればまたヘルペスが再発してしまうこともあるので、病気の再発が心配な人や、家族やパートナーへの感染を防止したいと考えているのであれば、治療薬をある程度自宅に常備しておくと良いでしょう。

ヘルペスの治療薬であるゾビラックスやバルトレックスの主成分は、アシクロビルです。
これらの薬の服用方法としては、症状が出ている間1日1回アシクロビルとして200ミリグラムを飲むようにします。
症状が治まった後の再発防止に使う場合には、1年くらいの長期間服用を続けることもあります。
風邪やインフルエンザなどにかかって免疫力が低下しているときには、ヘルペスの症状が再発しやすいので注意してください。

尖圭コンジローマの場合にも、治療には長期間を要します。
一度イボが消えても、また別の場所にイボが現れてくることもあるので注意してください。
尖圭コンジローマを完治させる場合には、数週間~半年くらいの間は薬を使用しながら症状の経過を見極める必要があります。

また、ヘルペスや尖圭コンジローマは感染率が高いため、性行為によってパートナーに感染させてしまいやすい病気です。
場合によっては、コップやタオルなどを介して感染してしまうこともあります。
とくに尖圭コンジローマの場合には、自覚症状が出ないことも多いので、知らない間に相手に感染させてしまっていることもあります。

そのため、これらの病気にかかっていることが分かった場合には、性行為の際にコンドームを着用するなど、パートナーや家族に感染させないように十分に気をつけなくてはいけません。
自分の病気を治療するだけでなく、パートナーや家族への感染を防ぐことで、病気の再発を予防しやすくなります。